CL4点目のFWチーロ・インモービレ【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)第6節が行われ、日本代表MF香川真司が所属するボルジア・ドルトムントは、ホームでアンデルレヒトと対戦して1-1で引き分けている。
直近のリーグホッフェンハイム戦でベンチ入りも出場のなかった香川は、この試合では先発し、85分まで出場している。
勝てば1位通過が決まるドルトムントは、開始から積極的に仕掛ける。4分にMFヘンリク・ムヒタリアンの突破から香川がワンタッチパスを通す。これをFWチーロ・インモービレが狙うもGKがセーブ。こぼれにムヒタリアンが詰めるもCKに逃げられた。
香川はリーグ戦で代わって出場したMFイルカイ・ギュンドアンが活躍しただけに、この試合で結果を出したいところ。少ないタッチでパスを出すことで、攻撃にリズムを作ろうとする。
11分、アンデルレヒトは注目のフラートのロングスルーパスからチャンスを作るも、この日も先発したGKランゲラクが落ち着いた対応でゴールを割らせない。
27分にムヒタリアンがPA内で粘り、香川が角度のないところから狙うもGKが弾く。
33分、香川の不用意なパスミスが奪われ、ゴール前まで持っていかれる危険なシーンも。
40分にはグロスクロイツ一人で持ち込むがゴールは奪えず。
逆に43分には、アンデルレヒトのミトロビッチがゴール前でクリエスタンに落とし決定的な場面を与える。
両者ともにゴールは奪えず0-0で前半を折り返した。
後半に入るとドルトムントは一気に攻撃を仕掛ける。47分には香川、49分、52分インモービレと立て続けにチャンス。
そしてついに57分香川、シャヒンとつなぎインモービレがCL4点目となる得点で先制に成功した。
その後も攻め続けるドルトムントは60分に香川、70分インモービレ、そのこぼれ球をムヒタリアン、71分にインモービレとチャンスを迎えるが追加点が奪えない。
さらに80分、83分にもムヒタリアンが決定的なチャンスを逃す。
すると84分ミトロビッチに一瞬のすきをつかれ、まさかの同点に。
結局そのまま試合はドローで終了。引き分けたドルトムントは、グループD2位のアーセナルを得失点差で上回り、首位通過を決めた。
【了】
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