ブンデスリーガで首位を快走するバイエルン・ミュンヘンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが、6日にホームで行われたバイヤー・レーバークーゼン戦で、ゴールから40メートル離れた位置まで飛び出してボールをクリアし、来年1月12日に発表されるバロンドールへ向けてアピールした。8日の英紙『メトロ』など複数メディアが報じた。
ノイアーは最近の試合で、ゴールエリア内でクライフターンを見せたり、ジャンピングボレーでダイレクトパスを通したりするなど、フィールド選手のようなプレーで話題を集めているが、レーバークーゼン戦でも再び見せた。
ブンデスリーガの公式動画サイトで「ノイアーは自分を止められない」というタイトルで同場面を紹介し、相手FWゴンサロ・カストロに通ればノイアーと1対1となっていたであろうボールを前に飛び出してカットし、味方MFシャビ・アロンソに繋いだ。
GKの選手が最終候補3人に選ばれたのは2002年の元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏以来のことで、バロンドールを受賞すれば、GK選手として1963年の旧ソ連代表レフ・ヤシン氏以来、史上2人目の快挙となる。ノイアーは2013-14年シーズンにブンデスリーガを制し、ブラジルW杯での優勝にも貢献した。
バロンドール発表までにノイアーの公式戦は残り4試合となっているが、さらなるラストスパートのアピールに注目が集まっている。
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