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【写真:Getty Images】
アーセナルの補強優先順位を元主将が語る
昨季プレミアリーグ2位に終わったアーセナルは、今季の開幕に向けて中盤の選手獲得が噂されている。しかし、元アーセナルのキャプテンでフランス代表としても活躍していたウィリアム・ギャラス氏は、古巣に対してストライカー獲得に動くべきと「警告」していた。英メディア『CAUGHTOFFSIDE』が、現地時間8日に報じている。
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アーセナルが獲得に関心を示していると言われているのが、レアル・ソシエダに所属するスペイン代表MFミケル・メリーノだ。 28歳のメリーノは、オサスナの下部組織出身。2014年にトップチームデビューを果たすと、ボルシア・ドルトムントやニューカッスル・ユナイテッドを経て、2018年夏にソシエダに完全移籍で加入した。
23/24シーズンは、公式戦45試合に出場し、8ゴールと5アシストを記録。UEFAユーロ2024(EURO2024)では、ラウンド8のドイツ戦で決勝ゴールを挙げるなど、全7試合に出場し、母国の優勝に大きく貢献している。優秀な中盤の選手であることは間違いないが、ギャラス氏はアーセナルはストライカー獲得を「最優先事項にすべきである」と考えているようであり、その理由について次のように語っていた。
「アーセナルにはその役割を果たせるデクラン・ライスがいるのだから、ミケル・メリーノと契約する必要はない。彼らはプレミアリーグで20ゴールを決められるトップクラスのストライカーをまだ必要としている。唯一の問題は、昨シーズン優勝にかなり近づいたにもかかわらず、まだそのストライカーと契約していないことだ。20ゴールを決められるストライカーがいないのに、アーセナルは優勝に近づいた。アーリング・ハーランドがいるからこそマンチェスター・シティは勝てたんだ。あのような選手が必要だ」
また昨季アーセナルでストライカーとして起用されていた試合もあったガブリエウ・ジェズスとカイ・ハフェルツについては、「ジェズスは怪我もあり、安定感に欠ける。ハフェルツも納得できない。ゴールは決めたが、その多くはPKだった。ストライカーを獲得する必要がある」と前置きし、「確かに、ジェズスがアーセナルをタイトルに導く原動力となることを期待している。ミケル・アルテタ監督は毎日トレーニングでジェズスを見ているが、彼に20ゴールを決める力があるとは思えない」と、厳しい評価を下していた。
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