レアル・マドリー対セルタの一戦で【写真:Getty Images】
スペインプロリーグ機構(LFP)は、日本時間7日に行われたレアル・マドリー対セルタの一戦で観客がバルセロナとメッシに対して放った罵声をスペインサッカー委員会に訴える意向だという。スペイン紙『アス』が7日に伝えている。
スペインTV『クアトロ』が撮った映像では、サンチャゴ・ベルナベウの観客が57分と83分に試合とは無関係のバルセロナとメッシに対して暴言を繰り返していた。
この件に対してマドリーは、罵声を始めたと思われる17人の会員をスタンドかつクラブから追放。さらに、1500人が構成する公式応援団“グラダ・アニマシオン”に試合中の応援歌の内容について最大限の注意を払うよう警告した。
それでも、マドリーに対しては処分が下される可能性があるようだ。
LFPが4日にスペインサッカー連盟(RFEF)とスペインスポーツ局(CSD)と話し合った結果、15日からは観客の罵声や暴言も制裁(スタンドの一部閉鎖、勝ち点の剥奪、最悪の場合降格の可能性)の対象になることが決まった。よってマドリーの処分に関しては、15日から検討される。
ちなみに日本時間8日に行われたバルセロナ対エスパニョールの試合では、カンプ・ノウは「お前たちはセグンダ(2部リーグ)へ行く」と、降格圏チームと勝ち点4差の宿敵エスパニョールを侮辱した。LFPはこれに対してもしかるべき対応を取るのだろうか。
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