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明治安田J1リーグ第25節、アルビレックス新潟対ジュビロ磐田の試合がデンカビッグスワンスタジアムで行われ、2−2の引き分けに終わった。リーグ中断期間中にセレッソ大阪から期限付き移籍で加入したFW渡邉りょうは、アディショナルタイムの同点弾をアシストするという形でジュビロ磐田でのデビュー戦を終えた。(取材・文・河治良幸)
デビュー戦で劇的同点弾をアシスト「必ずチャンスは来ると思って…」
2週間半ぶりとなったJ1の第25節、降格圏の18位に沈むジュビロ磐田はデンカビッグスワンスタジアムでアルビレックス新潟と対戦。前半に新潟の宮本英治と秋山裕紀の得点で2−0とリードされたが、後半21分に途中交代の古川陽介のクロスをエースのジャーメイン良がヘッドで合わせて1点を返すと、終盤にマテウス・ペイショットの退場で10人になりながらも、アディショナルタイムにジャーメインがシーズン15点目となる劇的な同点弾。アウェイで貴重な勝ち点1を掴んだ。
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そのジャーメインの2点目をアシストしたのは磐田でのデビュー戦となったFW渡邉りょうだった。1点差で迎えた後半41分に、ボランチのレオ・ゴメスとの交代で投入された。その時点のシステムについて渡邉は「イメージとしては4−3−3で、ペイ(ペイショット)を一番前にして、僕とジャメ(ジャーメイン)で2シャドーという形でトライしようとしていた」と語る。しかし、彼が入って2分後にペイショットが退場してしまい、磐田はウイングだった古川とブルーノ・ジョゼを中盤に下げて、ジャーメインと渡邉の2トップになった。
「少ない時間だったんですけど、必ずチャンスは来ると思って準備してました。そこが結果に出る形で、ジャメくんのアシストができたのかなとは思う」
そう振り返る渡邉は味方のクリアボールを拾った左の古川から中央で斜めのパスを引き出す。そこから見事な右足のファーストタッチで前を向き、センターバックの間を走るジャーメインに鋭い縦パスを通して、左足のシュートにつなげた。