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トップレベルで活躍するサッカー選手は目もくらむような大金を稼いでいる。近年ではサウジアラビアのクラブがスター選手に払う大金が話題になった。では、現在欧州で最も稼いでいるのは誰なのか。今回は『Capology.com』が算出した欧州5大リーグ所属選手の推定年俸ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠
1位:フレンキー・デ・ヨング(オランダ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年5月12日
所属クラブ:バルセロナ(スペイン)
推定年俸:3750万ユーロ(約59.9億円)
23/24リーグ戦成績:20試合2得点0アシスト
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錚々たる面々を差し置いて欧州クラブ選手の年俸ランキングで1位に輝いたのは、オランダ産の天才肌MF、フレンキー・デ・ヨングだ。推定年俸は3750万ユーロ(約59.9億円)となっている。
デ・ヨングの魅力といえば、相手の寄せを無効化する反転能力や、自陣深くから単独でボールを持ち出して前進する推進力、複数ポジションをこなせるユーティリティ性などが挙げられる。プレーぶりは実にクレバーで、味方を活かすアイデアを豊富に持っているのが特長だ。
アヤックス・アムステルダム(オランダ)時代に見せた輝きは実に眩かった。2018/19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16のレアル・マドリード(スペイン)戦で披露したダブルタッチを記憶しているファンも多いことだろう。あのルカ・モドリッチが尻もちをついてしまうほど、当時のデ・ヨングの動きは軽やかであり、華麗だった。
だが、欧州トップの年俸を受け取ることになったFCバルセロナ(スペイン)で、デ・ヨングはアヤックス時代のような活躍ができずに苦しんでいる。それにも関わらず、年俸は超高額のまま――。ミステリーの答えを探るヒントは、デ・ヨングの加入時期にある。2019年7月、当時のバルセロナはジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長による政権の真っ最中で、経済感覚に乏しい同会長が無謀な値付けを繰り返していた。
今のところはデ・ヨングの年俸を「高すぎる」と感じるファンも多いだろうが、今後の出来次第では「相応の金額だ」という評価に変わるかもしれない。今シーズンからチームを率いるハンジ・フリック監督の懐刀になれるだけの実力を、27歳のMFは備えている。
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