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招集あるぞ! A代表に呼ばれそうなサッカーU-23日本代表の6人。パリ五輪を経て…。先輩たちに続くのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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パリ五輪(パリオリンピック)2024、男子サッカー競技でU-23日本代表はベスト8という結果で幕を下ろした。最後まで勇敢に戦い抜いた彼らは、ここから所属クラブでA代表(フル代表)入りを目指して研鑽を重ねていくことになる。今回は、A代表でも十分に活躍できるであろうパリ戦士を紹介する。

※スタッツは8月7日時点のデータサイト『Transfermarkt』を参照。海外組を含めたフル代表に招集歴のある選手は対象外とする。

GK:小久保玲央ブライアン

小久保玲央ブライアン
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年1月23日
所属クラブ:シント=トロイデンVV(ベルギー)

 小久保玲央ブライアンが、A代表の守護神として君臨する日もそう遠くはないかもしれない。パリ五輪でのセンセーショナルな活躍で、A代表のゴールマウスを守る鈴木彩艶を脅かす存在になっている。


 小久保のパフォーマンスには安定感と安心感がある。パリ五輪では決勝トーナメント1回戦のU-23スペイン代表戦こそ3失点を喫したが、グループリーグの3試合はすべてクリーンシートで終える活躍を見せた。

 その抜群の安定感は数字にも表れている。データサイト『Sofa Score』によれば、パリ五輪における小久保のセーブ率は82%を記録。「GK防御率」のカテゴリーでは、(8月7日現時点で)大会に出場した全GKの中で3位タイとなる防御率0.8を叩き出した。

 今回のパリ五輪に限らず、AFC U23アジアカップなどで小久保のパフォーマンスを一度でも目にした人の中には、同選手のA代表入りを期待する人も少なくないはずだ。相手に良い体勢でシュートを打たれてしまっても、「小久保ならきっと止めてくれるだろう」という安心感が彼にはある。

 そんな若き守護神は、今夏にSLベンフィカ(ポルトガル)からシント=トロイデンVVに完全移籍を果たした。新天地でもコンスタントに出場機会を得て、このパフォーマンスを維持できれば、小久保は間違いなくA代表の正GK争いに割って入ってくるだろう。

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