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【写真:Getty Images】
遠藤は新監督の求めるスタイルではない?
リバプールに所属する日本代表の遠藤航は、昨季スタメンの座を掴んだものの新監督就任の影響で移籍の噂が絶えない。クラブ専門メディア『ANFIELD INDEX』は現地時間6日に、遠藤が新監督の求めるMFではないこと、そして今夏に放出候補である可能性が高いことを報じていた。
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昨夏にリバプールに移籍した遠藤は、名将ユルゲン・クロップ監督の信頼をつかみ重要な試合でも先発出場するなど、チームの主力といっても良い活躍を見せていた。アジアカップでの離脱などはあったにも関わらず、昨季はリーグ戦29試合に出場。しかし、今夏はアルネ・スロット新監督が就任した影響か、リーグアンのオリンピック・マルセイユが獲得に関心を示しておりクラブも金額によっては放出する意向だと報じられるなど、移籍の噂が絶えない。
記事では、「新シーズンに向けて準備を進める中、馴染みのある顔ぶれの中には彼らの旅に加わらない人もいるかもしれない」と述べた上で、遠藤について次のように言及していた。
「遠藤航は、その技術と勤勉さにもかかわらず、リバプールの計画の外にいるようだ。おそらく(監督と遠藤との間で)正直な話し合いが行われたと思うし、スロットは遠藤が彼の計画において大きな役割を担うとは考えていない。これは遠藤の明らかな、そしておそらく意外な脇役化を示している。(開幕戦の)イプスウィッチ戦のスタメンには入らないだろうし、シーズンを通してもスタメンにはあまり入らないだろう。このような決定は、リバプールの経営陣が、忠実なチームローテーションと選手育成へのアプローチから逸脱して、新たな方向性と冷酷さを示していることを示唆している」
また、タイラー・モートン、ファビオ・カルヴァーリョにも移籍の可能性があると指摘しており、「遠藤、モートン、カルバーリョ退団の可能性は、新経営陣によるより広範な戦略の転換を反映している。この移行は、チーム構築の戦術的および財政的側面に重点を置いた、より現実的で冷酷なチーム管理アプローチを特徴とする可能性がある」と、クラブの体制の変化も遠藤の去就に影響していることを強調していた
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