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米国女子代表、決勝戦でブラジル女子代表と対戦するが…
パリ五輪(パリオリンピック)の女子サッカー競技・準決勝の米国女子代表対ドイツ女子代表の試合が現地時間6日に行われ、米国女子代表が1-0の勝利をおさめた。米紙『ニューヨークタイムズ』は、決勝戦について分析し、米国女子代表にとって、ブラジル女子代表との対戦は遥かに有利だと報じた。
米国女子代表は準々決勝で延長戦の末になでしこジャパンを1-0で下して準決勝に進んだ。その影響からか、ドイツ相手に決定力を欠き、またも90分間で決着つかず。それでも延長戦の95分、マロリー・スワンソンのスルーパスに抜け出したソフィア・スミスがゴールを決め、リードを守り切った米国代表が1-0の勝利をおさめている。2戦連続で延長戦を戦った米国代表は、準々決勝で延長戦を回避した唯一のチームであるブラジル女子代表と決勝戦で対戦する。
同紙は、ブラジル女子代表について「決勝戦では、かなりのアドバンテージを持って臨む。ブラジルはアメリカよりも60分少ないプレー時間で臨むことになり、アーサー・エリアス監督はエマ・ヘイズ監督よりも選手の交代に積極的だった。ブラジルは中盤も強力で、ヘイズ監督のチームが今大会を通じて中盤で苦戦していることを考えると、ブラジルは確かに有利だ」としつつも、「予想していたスペイン女子代表との対戦よりも、米国女子代表にとって遥かに有利な対戦だ。アメリカは2024年の大会ですでにブラジルに一度勝利しており、土曜日にも同じ快挙を成し遂げると願っている」と報じた。
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