アジア大会決勝は韓国と北朝鮮の南北対決だった【写真:Getty Images】
アジアサッカー連盟(AFC)は北朝鮮代表の指揮官ユン・ジョンスに対し、12ヶ月間の資格停止処分を下したと、7日「ロイター通信」など複数メディアが報じている。
韓国の優勝で幕を閉じた仁川アジア大会の決勝戦の試合後に、ユン監督が審判に過度な抗議をしたとして、今回の処分に至った。
この試合、韓国選手のシュートを北朝鮮の選手が明らかなハンドで止めたにも関わらず、審判はこれを見逃してプレーを続けさせた。結果的にその判定が韓国の決勝点に繋がった。このことについてユン監督は「不公平だ」と主張している。
さらに、同じく決勝でベンチから審判に向けて、ペットボトルを投げつけたキム・ヨンイル選手にも6ヶ月の出場停止処分が下されている。
代表チームにとっては、およそ1月後のアジアカップに向けて大きな打撃。北朝鮮はグループBに入り中国、サウジアラビア、ウズベキスタンと戦うことになっている。
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