中澤佑二と中村俊輔【写真:Getty Images】
昨日行われたJ1第34節で横浜F・マリノスに所属する2人の元日本代表が偉大な記録を達成した。
この試合に54分から途中出場した中村俊輔は、J1通算300試合出場を達成。これは史上75人目の記録となっている。
サポーターは試合後、「俺たちは俊輔と優勝したい」の横断幕を掲げ、キャプテンの栄誉を称えた。
中村はこの後14日にかつてプレーしたセルティックのホームスタジアムを訪問し、退団後初めて古巣のサポーターに挨拶をすることになっている。
もう1人偉大な記録を達成したのは中澤佑二。最終節のFC東京戦にフル出場した中澤は、今季全試合フル出場を果たした。36歳での全試合フル出場はこれまで鹿島アントラーズの青木剛らが記録していた31歳を大幅に更新する記録だ。
まさに“鉄人”と呼ぶにふさわしい中澤は、栗原勇蔵とファビオの2人とコンビを組んで横浜FMのリーグ最少失点にも大きく貢献。全34試合で29失点と鉄壁の守備を築いた。
まだまだ元気な2人のベテラン戦士たち。来季以降もスーパーな活躍を見せてくれるに違いない。
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