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「堅守に苦しめられた」アメリカ合衆国メディア、なでしこジャパンとの接戦は「忍耐の試練だった」【パリ五輪】

text by 編集部 photo by Getty Images

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パリ五輪(パリオリンピック)のなでしこジャパン(日本女子代表)対アメリカ合衆国女子代表
【写真:Getty Images】

トリニティ・ロドマンを称賛

【日本 0-1 アメリカ合衆国 パリ五輪準々決勝】

 なでしこジャパン(日本女子代表)は現地時間3日、パリ五輪(パリオリンピック)2024・女子サッカー競技準々決勝でアメリカ合衆国女子代表と対戦した。試合は延長戦の末、0−1でなでしこジャパンが敗れた。アメリカ合衆国メディアが、この試合を伝えている。



『スポーティング・ニュース』は、「アメリカ合衆国が攻撃の精彩を欠いた」と指摘。その試合展開の中で延長戦にゴールを決めたトリニティ・ロドマンを称賛している。

 アメリカ合衆国が攻撃で苦しんだ理由は、なでしこジャパンの堅守もあったはずだ。同メディアは「日本は試合開始直後から極めて低い守備ブロックを敷き、試合を通してアメリカを苦しめた。非常に堅固で、アメリカの攻撃を中央に誘い込んだ」と記した。

 アメリカ合衆国がなでしこジャパンの守備に苦しめられていたのは確かで、『ワシントンポスト』は、前半終了時のスタッツを紹介。前半終了時点でアメリカ合衆国のシュートは3本で、うち枠内1本だった。グループリーグではザンビア代表戦が15本(枠内8本)、ドイツ代表戦が9本(枠内4本)、オーストラリア代表戦が11本(枠内3本)だったというデータを伝えている。同メディアは「忍耐の試練だった」と、0-0が続いた激闘を振り返った。

『CBS』は、「前半はアメリカ合衆国が試合を支配したが、後半は日本のプレッシャーをかなり受けて、攻撃でボールを支配できる時間がほとんどなくなった」とした。「決して楽な試合ではなかった」とも記し、接戦の中で均衡を破ったロドマンを絶賛している。

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【了】

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