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U-23フランス代表のティエリ・アンリ監督が乱闘騒ぎに言及
U-23フランス代表は現地時間2日、パリ五輪(パリオリンピック)2024・準々決勝でU-23アルゼンチン代表と対戦し、1-0で勝利を収めた。試合後、乱闘騒ぎになったことについてU-23フランス代表のティエリ・アンリ監督が言及した。その内容をフランスメディア『PARISMATCH』が同日に報じた。
コパ・アメリカ2024の決勝後、アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスの人種差別動画の影響で、因縁の対決とも呼ばれていたこの一戦。U-23フランス代表は、5分にあげたジャン・フィリップ・マテタのゴールを最後まで守りきり、勝利した。だが、試合終了の笛が鳴ると、両チームが乱れ入り、大乱闘に発展してしまった。
事の発端となったのは、フランスのMFエンゾ・ミローがアルゼンチンのベンチに近づき、アルゼンチンの選手たちの前で準決勝進出を喜んだため、騒動となった模様。そのため、ミローには試合後にレッドカードが提示され、準決勝は出場停止となった。
試合後、U-23フランス代表の指揮官であるアンリは、「彼がレッドカードに値するかどうか見てみるよ。僕はそういうのは好きじゃない」と述べ、「必要なかった。レッドカードは役に立たない。アルゼンチンに敬意を表して、それについてはもう話さないでおこう。唯一のネガティブな点は、無駄にベンチでレッドカードを受けたことだ」と不必要なレッドカードについて怒りを露わにした。
なお、勝ち上がったU-23フランス代表は、日本時間の8月6日の4時から決勝進出をかけてU-23エジプト代表と対戦する。
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