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サッカーU-23日本代表は現地時間2日、パリ五輪(パリオリンピック)2024・準々決勝でU-23スペイン代表と対戦した。試合は0-3でU-23日本代表が敗れた。試合後、CBの位置でフル出場を果たした高井幸大がインタビューに応じている。
高井は、この試合でも持ち味であるビルドアップ能力を披露し、五分五分のボールも確実に味方に繋ぐなど、落ち着いたプレーを見せた。また、守備でも素早い潰しが印象的だった。さらに、88分にはCKからのボールをヘディングで合わせるなど、0-3というスコアで敗れてしまったものの、随所にらしさを発揮した。
19歳の高井はこの試合を振り返り、「クオリティを感じたというか。実力で負けた」と述べた。ゴールを許したフェルミン・ロペスの2本のミドルシュートについては、「日本ではよく『質』っていいますけど、本当に少し見せ付けられた試合というか、もっと成長しなきゃいけない」と心情を明かしている。
さらに高井は、「CBで出てる相手の選手は、僕よりも2個も3個も下で、そういうところ(リーガ)でもしっかり実力を発揮している。自分に足りないところかなって感じました」とバルセロナ所属の17歳のCBパウ・クバルシを引き合いに出して語った。また、「相手チームは、強豪クラブで出ている選手がたくさんいましたし、自分たちもやっていかなきゃいけないと思います」と、よりレベルの高い環境でのプレーの必要性について言及した。
最後に今大会を「今年は凄くここに向けてではないですけど、本当に頑張ってきた。素晴らしい大会だなと思ったし、自分の現状の立ち位置っていうのもすごくわかったので、がんばりたいと思います」と更なるレベルアップを誓った。
(取材:加藤健一【フランス】、構成:編集部)
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