チェルシーのモウリーニョ監督【写真:Getty Images】
現地時間の6日に行われたプレミアリーグ第15節で、ニューカッスルに1−2で敗れたチェルシー。今季初黒星となったが、依然首位はキープしている。
試合後、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は『BT Sports』のインタビューに答えている。その中で、ボールがラインを割った際に、ボールボーイからボールが中々出てこなかったことについて不満を露わにしている。
まず、インタビュワーがそのことを尋ねると、「君は見ていなかったのかい?」と話し、詳しい状況を説明している。
「ボールが毎回どこかへ行ってしまうんだ。我々はフットボールがしたいのに、そこにボールがなかった。戻ってきたと思ったら、今度はさらにもう一個別のボールがそこにはあった」
「彼らは同じことをアディショナルタイムまで続けていた」と、ボールボーイの行動に苦言を呈している。
「こうした”戦略”も試合の一部となっているのは残念なことだね」と、肩を落とす一方で、「我々に今日の結果は相応しくない。しかし、受け入れて次に進まなければいけない」と前向きなコメントも残している。
一方、勝利を挙げたニューカッスルのアラン・パーデュー監督は、後半の”6分間”という長いアディショナルタイムについて、「残念だ。あれはまさにファギー・タイム、いやモウリーニョ・タイムだったね」と、コメントしている。
この試合で敗れ、モウリーニョはこれでニューカッスルのホームスタジアム、セント・ジェームズ・パークでは5戦勝利なし(2分け3敗)。
百戦錬磨のモウリーニョにとっても、このスタジアムは鬼門となっているようだ。
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