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一時は降格圏も逆転V! 長谷川監督の目に熱い思い「本当に良いチームになった」

text by 編集部 photo by Getty Images

G大阪コメント 長谷川監督
ガンバ大阪の長谷川健太監督【写真:Getty Images】

 首位ガンバ大阪は6日、アウェイで徳島ヴォルティスと対戦して0-0の引き分け。2位の浦和レッズが名古屋グランパスに、3位の鹿島アントラーズがサガン鳥栖に敗れたため、05年以来9年ぶりのJ1優勝が決まった。

 長谷川監督は、試合後のインタビューで「1年間みんなで戦ってきて、こういう結果を得られてホッとしている」と安堵の表情を浮かべた。

 試合では、徳島の集中力の高い守備に苦戦を強いられて勝利を挙げることができず、引き分けでの優勝決定となったことには「勝って終わりたかった。ハラハラした」と苦笑い。

 それでも、W杯中断前には降格圏に沈みながらの逆転優勝には「選手たちが本当によく頑張った。スタッフも1つになったし、クラブが支援してくれた。何より、サポーターが苦しい時期に応援してくれた」と周囲への感謝の気持ちを口にした。

 また、昨季J2からの“昇格即優勝”を果たしたことに「チームが1つになれた。厳しい試合が続いたけど、最後は本当に良いチームになった」と語るその目には熱い涙がこみ上げてきている様子だった。

 チームは、これでナビスコ杯と合わせて今季2冠目。さらに1週間後の13日にはモンテディオ山形との天皇杯決勝が待ち受けているため「しっかり休んで準備したい」と3冠に向けて意欲を高めた。

【了】

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