パリ五輪 女子サッカー競技 最新ニュース
日本はアメリカ合衆国女子代表と対戦に
パリ五輪(パリオリンピック)2024女子サッカー競技・グループリーグ最終節の6試合が現地時間7月31日にフランスの各地で行われた。なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)はナイジェリア女子代表に3-1と勝利を収めた。初戦でスペインに逆転負けを喫したものの、2連勝して、グループリーグ2位でフィニッシュし、2大会連続となる準々決勝進出を決めている。開催国のフランス女子代表はニュージーランド女子代表に2-1で競り勝ち、8強を決めた。
なでしこジャパンはナイジェリアとナントのボジョワール競技場で対戦し、前半にスコアを動かす。22分、長谷川唯のスルーパスに抜け出した植木理子がペナルティーエリア内で折り返し、これを浜野まいかが右足で合わせてゴールを決めた。さらに、先制から10分後、田中美南が追加点を奪い、2-0とした。
しかし、42分、ナイジェリアのジェニファー・エチェギニに1点を返され、日本は1点差に詰められる。それでも、前半アディショナルタイムには、フリーキックのチャンスを得ると、これを北川ひかるが直接シュートを沈め、再び2点にリードを広げた。後半は追加点こそ奪えなかったものの、危なげない試合運びで、3-1のまま試合は終了。日本はグループステージを2位の成績で終え、ベスト8へと駒を進めた。
日本と同じグループCのもう1試合、ブラジル女子代表対スペイン女子代表はボルドー競技場で行われた。前半アディショナルタイム、マルタにレッドカードが提示され、ブラジルは10人での戦いを強いられることに。1人多くなったスペインは68分に先制し、後半終了間際にも追加点を奪い、2-0で勝利。グループCを首位で通過した。1勝2敗で3位となったブラジルだったが、グループBを3位で終えたオーストラリア女子代表を得失点差で上回り、準々決勝進出を決めた。
グループBのオーストラリア女子代表対アメリカ合衆国女子代表の試合は、アメリカが2-1で競り勝ち、グループステージを首位で通過した。B組のもう1試合、ザンビア女子代表対ドイツ女子代表の試合は、ドイツが4-1で勝利し、準々決勝進出を決めた。グループAの一戦は、フランス女子代表が前半に先制するものの、ニュージーランド女子代表に追いつかれてしまう。しかし後半、この試合の先制点を決めていたマリーアントワネット・カトトが追加点を奪い、フランスが2-1で勝利した。
フランスが首位通過したグループAのもう1試合は、カナダ女子代表がコロンビア女子代表と対戦。カナダは61分の先制点を守り切り、1-0でコロンビアに勝利。ドローンの偵察により、勝ち点を6もはく奪される処分を受けながらも、ベスト8進出を勝ち取った。
現地時間31日に行われたパリ五輪2024女子サッカー競技の結果は以下の通り。
ブラジル 0-2 スペイン(グループC)
日本 3-1 ナイジェリア(グループC)
オーストラリア 1-2 アメリカ(グループB)
ザンビア 1-4 ドイツ(グループB)
ニュージーランド 1-2 フランス(グループA)
コロンビア 0-1 カナダ(グループA)
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