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女子サッカー博士が見たなでしこジャパン対ナイジェリア戦。「戦術・INAC神戸」「長野風花は実は…」「あの谷川萌々子は…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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なでしこジャパン(日本女子代表)は、現地時間7月31日にパリオリンピック(パリ五輪)2024、女子サッカー競技のグループリーグC組第3節でナイジェリア女子代表と対戦し、3-1と勝利を収めた。この一戦を、女子サッカーに精通する折原亘氏に随時話を聞いた。(語り手:折原亘)




「田中の涙にもらい泣きしました」

なでしこジャパン

【写真:Getty Images】

――本日はよろしくお願いします! ブラジル戦から、南萌華、宮澤ひなた、古賀塔子、長野風花が外れ、石川璃音、北川ひかる、林穂之香、植木理子が先発メンバーに入りました。期待する選手はいますか?

「北川と石川が五輪デビューです! 北川と守屋(都弥)のINAC神戸コンビのプレーが楽しみです」

――ナイジェリア戦は、どのような試合展開を期待しますか?

「ナイジェリアは8番のオショアラが要注意です。5番のオケケは昨シーズンまで、マイナビ仙台レディースでプレーしていました」

――オシュアラは、ストライカーですね。男子に例えるとどのような選手でしょうか?

「サミュエル・エトーでしょうか。スピードもあり、身体能力が高く、低い弾道のシュートが得意です」

――期待の北川からいいクロスが入りました。

「突破からのクロス! 今のが持ち味です。田中(美南)には今日、ぜひとも決めてほしい!」

――田中は、ブラジル戦のリベンジを果たしてほしいですね。

「あの試合は田中の涙に僕もちょっともらい泣きしました」

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