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「家族とクラブからの圧力」バルセロナが関心を示していたスペイン代表FW獲得レースから撤退か?「ルートは特結された」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ニコ・ウィリアムズ
【写真:Getty Images】



バルサがニコ獲得を諦める?

 バルセロナが獲得に関心を示していたと噂されているニコ・ウィリアムズの獲得レースから撤退した可能性が高いようだ。スペインメディア『as』は現地時間30日に、同選手の獲得を取りやめた理由とクラブが次に狙うであろうターゲットについて報じている。


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 22歳のウィリアムズは、23/24シーズンのラ・リーガで31試合に出場し、5ゴール11アシストを記録。コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)では、6試合にピッチに立ち、3ゴール5アシストをマークし、クラブの40年ぶりのスペイン国王杯制覇に大きく貢献した。またUEFAユーロ2024(EURO2024)でも、圧倒的なスピードと突破力を武器に活躍し、スペイン代表に優勝をもたらす原動力になっている。シーズンを通してのプレーが評価され、これまでバルセロナを筆頭とした多くのビッグクラブが獲得を目指していると報じられてきた。

 しかし同メディアは、「クラブの信頼できる情報筋は、この契約は実質的になくなった。(ニコ獲得の)ルートは凍結されたと考えている」と述べた上で、「契約を挫折させた主な原因は家族とクラブからの圧力だ」と、バルセロナが獲得レースから撤退したと伝えている。

 また、「バルセロナに所属し親友でもあるアレハンドロ・バルデの電話でさえ、彼を説得させるに至らなかった。給料を3倍にしたパリ・サンジェルマンからのオファーも拒絶しており、あと1年はアスレティックに残るつもりだという」と、同選手が今夏移籍しない可能性が高いことを報じていた。

 もっとも獲得レースから撤退したバルセロナだが、まだ補強を進める意向のようだ。『as』は、「クラブが引き続き確保してる別のルートがある。RBライプツィヒのスペイン人MFダニ・オルモだ」と指摘し、「選手が来たいと思っているという理由から、バルセロナは非常に楽観的だ。しかし、ライプツィヒはバルセロナからの最初のオファー約4000万ユーロ(約64億円)を不十分であるとして拒否した。ドイツ側は選手を6,000万ユーロ(96億円)以下の金額で手放すつもりはない。バルサもその金額に達することは望んでいないので、交渉はまだ長期にわたると予想される」と、獲得までは長引く可能性があることを強調している。

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【了】

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