サッスオーロのエウセビオ・ディ・フランチェスコ監督はFWドメニコ・ベラルディに疑いを抱いてはいない。イタリアメディア『カルチョメルカート.it』がコメントを紹介している。
今週末に開催されるセリエA第14節でサッスオーロはアウェイでローマと対戦する。ディ・フランチェスコ監督は2001年にローマでセリエA優勝を経験している。当時について聞かれると、「今でも私の初めてのナポリ相手のゴールを覚えているよ。若い頃のダニエレ・デ・ロッシも練習に来ていたんだ」と語り、当時を懐かしんだ。
サッスオーロは現在セリエAで10位と好調だ。ベラルディ、シモーネ・ザザ、シメ・ヴルサリコと期待の若手に加え、パオロ・カンナバーロなど経験のある選手も揃っている。
注目の若手FWであるベラルディは昨季リーグで16ゴールとブレイクを果たしたが、現在4試合連続の無得点と停滞している。また第2節のインテル戦で相手選手に肘打ちをしたことで、3試合出場停止となっていた。U-21イタリア代表でも無断欠席によって出禁となった過去を持つ。
しかし、ディ・フランチェスコは同選手への信頼は高いようだ。度々問題を起こすベラルディをマリオ・バロテッリと比較されると、「正反対だ。彼は変わり者なんかじゃないことは明らかだよ」と擁護した。
ローマ対サッスオーロの一戦は日本時間の7日2:00より開始される。サッスオーロの若手たちがローマ相手にどういったプレーを見せることができるのか注目が集まっている。
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