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「新生バルセロナの鍵」現地メディアが新監督のもとで迎えるプレシーズンマッチの展望を分析「激しさとプレッシャー…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ハンジ・フリック
【写真:Getty Images】



フリック監督率いるバルセロナの展望

 昨季リーグ2位、さらにはタイトルを獲得できず無冠に終わったバルセロナ。クラブはハンジ・フリック新監督を迎えた新シーズンに向けて、アメリカでプレシーズンマッチを行う予定だ。スペインメディア『as』は現地時間28日に、新体制で迎えるクラブの展望について報じていた。


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 複雑かつ華麗なパス回しで人々を魅了するバルセロナだが、新シーズンはこれまでとは一味違ったスタイルで試合に臨む可能性が高いようだ。今季からチームの指揮を取るドイツ人のハンジ・フリック監督は、プレシーズン前に次のようなコメントを残していた。

「ここではパスを回すのが伝統だが、私は選手たちにゴールにまっすぐ向かっていってほしいとも思っている。選手たちはもう少し得点に重点を置くべきだ。私のスタイルに大きな変化はないと思う。高い位置でプレッシャーをかけ、相手の中盤でプレーすることだ。ただし、結局のところは勝たなくてはならない。重要なのは試合に勝つことであり、バルサでは良いプレーをしなければならない」

 同メディアは、「アメリカでは指揮官がバルセロナの監督として自身のプレースタイルを世界に示す機会となるだろう」と述べた上で、「(ユーロやコパ・アメリカの影響で)バカンス中か怪我から復帰するためにバルセロナに残る主力選手も多く、一部の選手は練習をほとんどすることなく試合に臨むことになる。しかし、ゲームプランは直感的に理解できるだろう」と指摘していた。

 そして、「先週行われた無観客試合でその兆候は見られている」と例を挙げた上で、「バルセロナの基本システムは4-2-3-1になる。ダブルボランチは人員不足のため、監督は躊躇なくCBのアレクシス・オルメドを守備的MFとして配置した」と、新シーズンに向けたチームのシステムや選手の起用法について報じている。

 また、「試合後の選手やコメントによると、新生バルセロナの鍵は監督が常に与えようとする激しさと高いプレッシャーだ」と、プレシーズンマッチや新シーズンを予感させるバルセロナの昨季からの変化について伝えていた。

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【了】

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