ポール・ポグバ、ドメニコ・ベラルディ、キングスレー・コマン……そして、トーマス・ポチェッティーノ。ユベントスが、また一人”神童”を確保したようだ。3日、イタリア紙『トゥット・スポルト』を含む複数のメディアが、ユベントスが同選手を確保したと報じている。
ポチェッティーノは1996年生まれのアルゼンチン人で、ボカ・ジュニオルスの下部組織に所属している。ポジションは4-3-3のインサイドハーフ、4-4-2のセンターハーフを務める。
同選手は既にイタリア入りを果たし、4日にトリノでメディカルチェックを受ける。その後ユベントスとサインを交わし一旦アルゼンチンに帰国したあと、1月に移籍すると見られている。移籍形態は18ヶ月の買い取りオプション付きレンタルで、買い取り費用は150万ユーロ(約2億2000万円)と報じられている。
ポチェッティーノはイタリアメディア『カルチョメルカート.com』のインタビューで、ユベントス移籍が夢であることを明かした。また、同クラブの10番であるカルロス・テベスへの憧れを語っている。
「イタリアに来るのは全てのアルゼンチン選手にとっての夢だ。ユベントスはヨーロッパで非常に重要なクラブ。カルロス・テベスはフェノーメノ(怪物)だよ。彼の謙虚な姿勢はアルゼンチン人の理想なんだ」
また、自身のアイドルについてはバルセロナのFWリオネル・メッシ、ボカの伝説であるフアン・ロマン・リケルメ、元ユベントスのジネディーヌ・ジダンを挙げた。
冬の移籍に向けて、既にイタリア語も勉強中のとのこと。国内外の有望な若手が集まるユベントス。チーム内の競争はますます激しさを増しそうだ。
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