FIFA最優秀監督賞の最終候補に選出されたレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、ボルシア・ドルトムントのMFマルコ・ロイスを称賛している。3日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
現在右足首靭帯を断裂し、治療のため戦列を離れているロイス。それでも連日バイエルン・ミュンヘン、マドリー、マンチェスター・シティなどビッグクラブへの移籍の噂は後を絶たない。
また、マドリーはすでにロイス移籍の密約を結んでいるとも言われており、依然としてその去就には注目が集まっている。
スペイン紙『マルカ』によれば、マドリーのアンチェロッティ監督も「ロイスは(トニ・)クロース、(サミ・)ケディラと並んでドイツで最高の選手だ」と、称賛している様子。同監督がマドリーに所属する選手以外を公の場で称賛するのは珍しいことだという。
しかし、ロイスのマドリー移籍については、ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOが「ロイスの移籍が既に決まっているなんてナンセンスだ」と否定。そして「マルコ個人が決めること」とあくまでロイス自身が最終的に決めることだとしている。
ロイス本人は依然として口を閉ざしたままだが、移籍騒動の前に最下位に沈んだチームをまずはどうにかしたいのが本音だろう。
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