ミランのCEOアドリアーノ・ガッリアーニがイタリアサッカー協会(FIGC)のカルロ・タベッキオ会長にゴールラインテクノロジーの導入を要請した。2日、イタリアTV局『スカイ・スポーツ』を含む複数のメディアが報じている。
先週末に開催されたセリエAミラン対ウディネーゼ戦において、ミランのDFアディル・ラミのヘディングをゴールライン上で相手ゴールキーパーがキャッチして話題となっていた。セリエAではゴール横に追加副審が配置されているが、今回のケースではGKオレスティス・カルネジスの身体でボールは死角となっていた。
ガッリアーニはタベッキオへの書簡を発表し、その中で「プレミアリーグでは2013年にホークアイを導入し、2014年ワールドカップでも採用された」とコメントしている。
ミランは2011-2012シーズンにもユベントス戦で同じような判定を受けて抗議していた。サリー・ムンタリのシュートがラインを超えたにも関わらず、ゴールを認められなかったのだ。
依然として審判の話題が絶えないセリエA。ゴールラインテクノロジーは論争を回避する有効な手段といえそうだが、実現することはできるのだろうか。
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