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スペイン女子代表監督は何者?
パリ五輪(パリオリンピック)女子サッカー競技・グループC第1節、スペイン女子代表対なでしこジャパン(日本女子代表)が現地時間25日に行われる。初戦でいきなり優勝候補と激突するが、スペイン女子代表を率いる監督はどんな人物で、同国代表でどんな成績を収めてきたのか。今回は、スペイン女子代表の指揮官を紹介する。
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スペイン女子代表を率いるのは、スペイン人のモンセラート・トメ監督だ。現役時代はレアル・オビエド、レバンテ、バルセロナの女子チームでプレー。レバンテ時代の2007/08シーズンとバルセロナ時代の2011/12シーズンにリーグ制覇を果たしている。また、U-19スペイン女子代表やA代表の経験もある選手だった。
2018年にスペイン女子代表のアシスタントコーチに就任すると、2023年のFIFA女子ワールドカップ優勝を経験。そして、女子W杯後の9月5日に同大会で初優勝に導いたホルヘ・ビルダ監督が解任され、その後任としてトメ監督が就任となった。スペイン女子代表チーム史上初の女性監督である。
トメ監督の初陣となった9月22日のUEFAネーションズリーグ・グループA4の第1節スウェーデン女子代表戦で3-2の勝利。続く第2節のスイス代表戦で5-0の快勝となった。結局、グループリーグを5勝1敗で突破し、準決勝ではオランダ代表に3-0の快勝、決勝ではフランス代表を2-0で破り、同国史上初となる五輪出場を手にした。
それからしばらく連勝が続いたスペイン女子代表だったが、UEFA女子ユーロ2025予選でチェコ女子代表に1-2で敗戦。すでに本戦出場を決めていることと、イレーネ・パレデスが退場処分となったこともあったが、パリ五輪本戦前に不安を残す結果となってしまった。
基本は4-3-3を採用するトメ監督だが、今年4月のチェコ女子代表戦では初めて3バックも採用。前任監督のシステムをベースとしながら若手選手も積極起用している。女子W杯でなでしこジャパンに敗れているだけに、リベンジに燃えているはずだ。女子W杯のメンバーがベースとなっているが、日本に勝つために3バックの採用もあるかもしれない。日本戦では何を仕掛けてくるだろうか。
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