バイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ監督は、契約延長に慎重なようだ。1日のドイツ紙『ビルド』が伝えている。
2013年にバイエルンの監督に就任したグアルディオラ監督。就任初年度の昨季はチャンピオンズリーグ(CL)こそ逃しはしたが、ブンデスリーガでは史上最速の優勝を果たし、DFBポカール(ドイツカップ)も制して2冠を達成した。
バイエルンとは2016年の6月まで契約んでいるが、その手腕を買っているカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは「ペップはバイエルンに幸福をもたらしてくれる。我々は出来るだけ長く監督をしてくれるように全力を尽くす」と、同監督と早期契約延長を希望している。
さらに「我々は、彼が望むならいつでも契約延長をする準備が出来ている」と明かし、グアルディオラ監督次第で契約を延長する体制はあるようだ。
しかしながらグアルディオラ監督自身は「契約はあと1年残っている。時間をかけて話し合いたい」と、慎重な様子。
今季もすでにリーグは独走態勢に入っており、目標はあくまでCLとなっている。グループステージでは、圧倒的な強さを見せつけ、1位通過を決めた。昨季を上回る3冠も夢でない状態にある。3冠を達成したとしても、バイエルンが目標としているCLでコンスタントに勝ち抜くチームを作るためには、まだまだグアルディオラ監督の力は必要だろう。
少なくとも、今季を含め残り2シーズンはバイエルンを指揮する同監督。その後のプランをどうするのか注目される。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→