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アーセナルがリッカルド・カラフィオーリの獲得間近！

　アーセナルは、ボローニャ所属のイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの獲得が間近に迫っているようだ。イギリスメディア『BBC』が、現地時間22日に報じている。カラフィオーリの契約は、2027年6月30日までとなっているが、今夏での退団が決定的となっている。

　22歳のカラフィオーリは、2023年夏にスイスのFCバーゼルからボローニャに完全移籍。23/24シーズンは、公式戦37試合に出場し、2ゴールと5アシストを記録。ティアゴ・モッタ前監督のもと、セリアAを5位で終え、UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）出場権獲得に大きく貢献した。また、UEFAユーロ2024（EURO2024）では、累積警告で出場停止だったラウンド16以外のグループリーグの3試合にスタメンフル出場。第3戦のクロアチア戦の劇的な同点弾をアシストするなど、印象的なパフォーマンスを披露した。

　今後のイタリア代表を背負って立つことが期待されるDFに対して、各国のビッグクラブが獲得を目指してきたが、アーセナルが今夏の移籍市場の注目株を射止めたようだ。同メディアは、「アーセナル、イタリア代表DFカラフィオーリ獲得間近」と報じた。ミケル・アルテタ監督は、プレシーズンを過ごすアメリカのロサンゼルスで、移籍金が約3400万ポンド（約65億円）とされるカラフィオーリの契約について「何も更新はない」と語ったようだが、『BBC』によれば、「交渉は順調に進んでおり、前向きな結論に達すると予想されている」と伝えている。

　仮に、報道通りに契約がまとまれば、CBと左SBとしてもプレーできるカラフィオーリは、日本代表DF冨安健洋の大きなライバルとなることが予想される。しかし、プレミアリーグを2シーズン連続で、マンチェスター・シティに及ばず、2位に終わったクラブにとって更なる成長が期待されるDFを獲得したことは、大きな補強となるに違いない。