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U-23パラグアイ代表監督は何者?
パリ五輪(パリオリンピック)·グループD第1節、U-23日本代表対U-23パラグアイ代表がスタッド·ドゥ·ボルドーで日本時間25日2:00キックオフにて行われる。U-23パラグアイ代表の指揮官はどんな人物で、これまでの成績はどんなものだったのだろうか。今回は、同チームの監督を紹介する。
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U-23パラグアイ代表を率いるのは、73歳のパラグアイ人指揮官カルロス・ハラ・サギエルだ。選手としては1975~83年まで在籍したメキシコのクルス・アスルで256試合に出場と長きに渡って活躍したレジェンドだ。
現役引退後、1987年にパラグアイのスポルティボ・トリンデンセの指揮官に就任し、監督としてのキャリアをスタート。その後、複数のパラグアイのクラブを率い、2000年にはU-20パラグアイ代表の監督に就任し、年代別ではあるが、初めて代表チームを指揮することとなった。
サギエル監督を語る上で忘れてはいけないのはアテネ五輪だ。同大会前にU-23パラグアイ代表を率いることになり、準備期間が少なかったにも関わらず、初戦のU-23日本代表に4-3の勝利を収めた。第2戦のU-23ガーナ代表戦は1-2で敗戦したが、最終節のU-23イタリア代表戦では1-0の勝利。その勢いのまま決勝に駒を進め、U-23アルゼンチン代表に0-1で敗れて金メダル獲得を逃したが、母国に初の銀メダルをもたらした。
パリ五輪の南米予選にあたるCONMEBOLプレオリンピック大会では、プレリミナリーステージとファイナルステージでアルゼンチンと2試合を戦い、両試合ともドロー(1-1、3-3)。ブラジルとはファイナルステージで戦い、1-0の勝利を収めた。最終的にファイナルステージを2勝1分の1位で突破し、アルゼンチンとともに本大会への切符を手にしている。このベテラン指揮官は短期決戦での戦い方を良く理解していると言っても良い。
サギエル監督は基本的には4バックを採用するが、相手に応じて5バックや3バックで臨むことがあり、臨機応変にシステムを変えてくる。また、このチームはボールを素早く動かし、南米らしくテクニックを活かしたパスワークで相手を崩してくる。南米予選を首位で突破しているだけに日本の初戦は厳しい戦いになるはずだ。
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