アルゼンチン代表メッシ【写真:Getty Images】
北朝鮮サッカー協会がアルゼンチン代表でバルセロナに所属するFWリオネル・メッシにラブコールを送っていると、2日付の台湾の新聞『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』が報じている。
アジアサッカー連盟(AFC)のメンバーでもある北朝鮮サッカー協会のハン・ウンギョン氏は北朝鮮の首都、平壌(ピョンヤン)にあるサッカーアカデミースクールにメッシを招待したいという希望を明かしている。
「子供たちはメッシのことが大好きなんだ。だから彼をぜひ招待したい」と話すハン氏。
「私がピョンヤンのスクールを訪れた時に子供たちに『世界一の選手は誰か』と聞いたんだ。そうしたら、みんなメッシが好きだと言っていたよ」
メッシは北朝鮮でも抜群の人気を誇っているようだ。ハン氏はさらに「メッシはとても誠実な選手。彼も子供が大好き」とも語っている。
このピョンヤン国際サッカースクールは北朝鮮の最高指導者・金正恩(キム・ジョンウン)氏の発案により今年開校した。
9歳から11歳までの男女およそ200名の生徒が、未来のプロサッカー選手を夢見て日々練習に励んでいる。彼らは北朝鮮全土から集められたエリート選手だという。
9月から10月にかけて韓国で行われたU-21代表によるアジア大会では女子が優勝、男子が準優勝。10月U-19アジア選手権では準優勝と北朝鮮はいま、若い世代が躍進を見せている。
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