ボルシア・ドルトムントのMFケビン・グロスクロイツが、1日に自身の『インスタグラム』を通じ、現在の危機的状況についてサポーターへメッセージを送っている。
ブンデスリーガ第13節でフランクフルトに0-2の敗戦を喫し、ついに最下位となったドルトムント。試合後は、これまで負け続けても声援を送り続けたサポーターの我慢も限界に達したようで、アウェイにもかかわらずスタジアム全体に大ブーイングが鳴り響いた。
この状況にグロスクロイツは同SNS上で「こういう状態にある場合、黙って結果で示すのが普通だと思う。だけど、あえてコメントしたい」と、メッセージを綴っている。
個人としても、チームとしても全く未知の経験だというグロスクロイツは「この状況を作り出してしまったのは自分たち自身だ」と、自らが招いた結果だと明かしている。
試合後のサポーター達について「理解できるし、それは正しいことだと思う」と、その反応に納得。さらに「怒り、悲しんでいるのは我々も同じで、責められて当然」と、非を認めている。
しかし、その反応は正しいと理解しながらも「他のクラブのようにバラバラになってはいけない。そして、一部の選手を中傷するようなことはしてはいけない」と、個人に対する攻撃をしないように求めた。
そして、危機的な状況下ではチームがバラバラになりやすいと話す同選手は「我々はチームだ。チームとして協力していかなければいけない」と、団結を呼びかけている。
チーム一丸となり「他のチームとは違うドルトムントとしてのすべてを見せよう」と、降格していったチームとは違うところ示そうとコメント。そうすれば「降格することも、これ以上下位にとどまることもない」と、信じている。
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