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久保建英を獲得するかどうかは、チームの出来が左右する？

　レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が、日本代表MF遠藤航も在籍するリバプールへ移籍するとの見方が強まっているが、英メディア『メール・スポーツ』のルイス・スティール記者は移籍報道について時期尚早だと指摘した。まだリバプールを率いるアルネ・スロット監督がチームを見極めている段階であると報じている。

　久保は2019年6月にレアル・マドリードへ完全移籍するが、公式戦で1試合も出場することなくマジョルカへレンタル移籍した。その後、ビジャレアルとヘタフェへの期限付き移籍を経験した後、2022年7月にソシエダへ完全移籍。加入初年度から活躍すると、昨季は公式戦41試合に出場し7得点5アシストを記録。2年連続の開幕戦ゴールで好スタートを切ったが、シーズン終盤はゴールから遠ざかっている。

　そんな中、リバプールが久保の獲得に動いているとの噂が浮上した。日本では移籍が近づいているとの見方もあるが、スティール記者は「久保のリバプール加入が間近に迫っているという日本での報道は時期尚早だ。スロットはプレシーズンの米国遠征でチームを十分に見極めたいと考えており、移籍には忍耐強いアプローチがとられるだろう」との見解を示し、まだチームを見極めている段階であることを強調している。