カルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、現地時間1日に行われた記者会見でデポルティボ過激ファン1名が死亡した乱闘について言及。暴力を全面的に否定した。
「今日は悲しい日だ。サッカー界で働いている人々は二度とこのような事が起こらないよう願っている。私の経験から言わせてもらうと、イングランドはこういった事件を消し去る為に尽力した。皆が力を合わせてフーリガンを根絶した。スペインサッカーも同じことをする必要がある」と各クラブに過激一派ウルトラスの一掃を要求した。
また、09年から11年までチェルシーを率いたアンチェロッティ監督は「プレミアで暴力は無い。試合前に警察もいないし、ファンが殴り合うことも無い。子供だって行ける。英国で罵倒されたことは無いが、ここでは1人のサポーターが試合中ずっと私を罵倒していた。文化の違いにもよる。我々はラテン系だからね」とスペイン社会のマナーを非難した。
なお、30日にバルセロナが1-0で制したリーガ第13節バレンシア戦でメッシの頭部に投げられたペットボトルの件に関しては「暴力にまつわるものは全て非難せねばならない。悪意を持った言葉も暴力だ。我々のサッカー界は潔白である必要がある。その為には何かせねばならない」と語った。
【了】
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