フットボールチャンネル

本田圭佑 10年前

「出だしは鋭かった」。本田、前半の出来に伊紙は及第点もPK奪取には「存在しないもの」

未勝利が続いていた11月、最終戦で2-0と勝利を取り戻したミラン。イタリア紙は先発復帰した本田圭佑の前半のパフォーマンスに対して及第点の評価を与えた。一方で後半に奪取したPKは疑問視した。

text by 神尾光臣 photo by Getty Images

「前半の方が良く、後半はずる賢くPKをゲット」

「出だしは鋭かった」。本田、前半の出来に伊紙は及第点もPK奪取には「存在しないもの」
地元紙各紙は本田圭佑に対し、及第点かそれ以上の評価を与えた【写真:Getty Images】

 ウディネーゼ戦から一夜明けた1日、地元紙各紙はPKとなるファウルを誘うなど活躍した本田に対し、及第点かそれ以上の評価を与えた。

 ただし、本田がPKを獲得したウディネーゼDFドミッツイのファウルについては微妙な判定と報じており、「PKは存在しないもの」(ガゼッタ・デッロ・スポルト)、「問題はバレーリ主審。腕でボールを触った後に地面に転んだ本田にPKを献上し、あまつさえさほど明確ではなかったドミッツイのホールディングについては退場処分とした」(ラ・レプッブリカ)と報じていた。

 評価、評点については以下のとおり。

ガゼッタ・デッロ・スポルト6.5
「序盤は飛ばしていた。その後ペースは落ちたが、おまけのようなPKを取る」

コリエーレ・デッロ・スポルト6.5
「前半の方が良く、ドミッツイを常地置き去りにしていた。一方後半は、ずる賢くPKをゲットする」

トゥットスポルト6
「出だしは鋭かった。相手を抜き、ゴールを伺った。しかし2度決定機にミスをする」

ラ・レプッブリカ6.5
「前半には繊細なボールタッチを見せるが、後半にはペースが落ちた。オーバーに転び、PKをゲットする」

 ガゼッタ・デッロ・スポルトによる全選手採点は以下のとおり。

ミラン:GKディエゴ・ロペス評点なし、DFボネーラ6.5、ラミ6.5、メクセス6、アルメーロ6、MFファン・ヒンケル6.5(モントリーボ評点なし)、エシアン5.5、ボナベントゥーラ6、FW本田6.5(ポーリ評点なし)、メネズ7(パッツィーニ評点なし)、エル・シャラウィ6.5、インザーギ監督6.5

ウディネーゼ:GKカルネツィス7、DFピリス5、ウルトー5.5、ダニーロ5.5、ドミッツィ5、MFバドゥ5.5、アラン5、ギリェルメ5.5(ゲイホ評点なし)、コネ5(ブルーノ・フェルナンデス5.5)、FWテロー6、ディ・ナターレ5.5(パスクアーレ5)、ストラマッチョーニ監督5

【了】

フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→

関連リンク

本田に生きる道はあるか?
強いやつに勝ちたい。世界中に認められたい
本田圭佑という哲学 世界のHONDAになる日

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!