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【写真：Getty Images】

事件の影響は大きい…？

　韓国メディア『nate』は現地時間19日に、サッカー日本代表MF佐野海舟が性的暴行の容疑で逮捕された件について報じている。同チームには、韓国出身のMFイ・ジェソンも所属しており、事件が及ぼすであろうチームに対する影響は同国も懸念しているようだ。

　同メディアは、一部の報道によると佐野は容疑を認めていると伝えられている。その場合、日本代表選手は懲役5年から最大20年という重い刑罰を受けることになる、と報じていた。

　またドイツメディア『BILD』も、「マインツの新加入選手である佐野をめぐるスキャンダルが爆発した。レアンドロ・バレイロの後釜と考えられていた、日本代表MFは女性に性的な暴行をした疑いを受けている」と、伝えている。

　昨季リーグ戦34試合に出場し4ゴール1アシストを記録したMFバレイロは、チームの中盤を支えた重要な選手だった。しかしポルトガルのベンフィカへの移籍が決まっており、佐野はその後釜として期待されて獲得された形になる。

　韓国メディア『nate』は、「移籍金が無駄になった」と前置きした上で、「マインツはベンフィカに移籍した選手の穴を埋めるために、Jリーグと日本代表で印象的な活躍をみせた佐野を迎え入れた。佐野に提示した契約はなんと4年間だった」と、長期の契約が示すように非常に期待されて獲得された選手であったことを指摘。

　　そして、「しかし、最悪の場合は契約を解除することも考慮しなければいけない。昨季かろうじて残留に成功して、来季飛躍することを期待しプレシーズンに突入しようとしたマインツに、このようなレベルの不祥事は予想の範囲になかった」と、佐野の事件の影響は残留争いから抜け出すことを望んでいたチームにとって、非常に重い負担を押し付けることになるだろうと言及していた。