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【写真：Getty Images】

韓国メディアも佐野の事件に注目

　韓国メディア『nate』は現地時間17日に、サッカー日本代表MF佐野海舟が性的暴行の容疑で逮捕された件について報じている。同選手は、3日にブンデスリーガ・1.FSVマインツ05への移籍が決まったことを発表していた。同チームには、韓国出身のMFイ・ジェソンも所属している。

　記事では、「イ・ジェソンのチームメイトになった日本代表選手。佐野海舟が性的暴行の容疑で逮捕の衝撃」とつけて、今回の衝撃的な事件について伝えていた。

　同メディアは、佐野が東京のあるホテルで女性に性的な暴行をして警視庁に逮捕されたことが明らかになった。女性が犯罪被害を受けた後、通報してすぐに出動した警察によってホテル近くの路上で彼らを逮捕した。警視庁は佐野と共に2人の知人も逮捕し、詳細な経緯を調査している。なお、佐野は事件直前までこの女性と一緒に食事をしていたことが分かっている、と今回の事件に関する詳細を報じている。

　また佐野については、「4日、Jリーグの鹿島アントラーズから移籍して、ドイツのマインツと2028年まで4年契約を結んでいた。ブンデスリーガに移籍したばかりの有望な若い選手であり、韓国代表イ・ジェソンも所属していることから（韓国でも）大きな関心を集めていた」と、韓国出身選手が所属しているクラブということもあり、同選手の移籍は韓国国内でも注目が集まっていたと言及。

　さらに、「欧州のリーグに入団後すぐに不愉快なことを犯し、日本サッカー界は大きな衝撃に陥った」と言葉を続けていた。

　佐野海舟は19年から22年までFC町田ゼルビアでプレー。23年には鹿島アントラーズに移籍すると、レギュラーの座を掴みリーグ戦27試合に出場している。24年にはAFCアジアカップカタール2023のメンバーにも選出されていた。クラブや代表でのプレーが評価されて、今月3日にはドイツのマインツへ移籍することが決まっていた矢先の事件だ。

　佐野は21日からドイツに戻り、新シーズンに向けてマインツのトレーニングに参加する予定だった。現時点でこの件について、移籍が決まっていたクラブからの声明はまだ出されていない。

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