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ジュード・ベリンガム、態度に批判の声も
批判されてきたイングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督が退任後、今度は21歳のイングランド代表MFジュード・ベリンガムが批判の的になっている。自己中心的な態度により、チームメイトの中には同選手を嫌う者もいると、米紙『ニューヨーク・ポスト』が報じた。
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当時16歳のベリンガムは英3部のバーミンガム・シティでプロキャリアをスタートさせると、すぐに頭角を表して2020年7月にボルシア・ドルトムントへ移籍する。ドルトムントではクラブ最年少ゴールを記録し、2022/23シーズンのブンデスリーガで年間最優秀選手に選ばれた。そして、2023年6月にはレアル・マドリードへ移籍し、昨季は公式戦42試合に出場し23得点13アシストを記録している。EURO2024ではイングランド代表として全7試合でプレーし、チームの決勝進出に貢献したが、惜しくも初優勝を逃した。
サウスゲート監督がタレント揃いのスター軍団を掌握しているとの見方もあったが、実際には一枚岩ではなかったようだ。同メディアはタイトルに「イングランド代表のチームメイトの中には、新星ベリンガムを嫌う者もいる」とつけ、「彼はチームメイトの間で人気がない」と報じている。そして、「大きな要因の一つは、ベリンガムがスターダムに上り詰めたことだろう」との見解を示した。ベリンガムはプレミアリーグを経験したことがなく、トレント・アレクサンダー=アーノルド以外に強い繋がりがある仲間がいないという。
EURO2024が始まる前日にサウスゲート監督がベリンガムを、ハリー・ケイン、カイル・ウォーカー、デクラン・ライスが含まれるリーダーグループに昇格させ、チームへの浸透を図ろうとしたことが返って、それを良しと思わないコール・パーマー、アンソニー・ゴードン、アダム・ウォートンといった若手選手たちから不満を受けたようだ。また、スロバキア戦での卑猥なゴールパフォーマンスや、クーラーボックスに蹴り入れた場面、フィールドを睨みつけながらベンチに座っている姿が目撃され、同紙は「こうした一見未熟な爆発的な行動は、メディアの責任を回避する姿勢と相まって、波紋を呼ぶ自己中心的な選手というイメージを描き出した」と報じている。
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