UEFAユーロ2024(EURO2024)最新ニュース
【写真:Getty Images】
ケインが決勝を振り返る
UEFAユーロ2024(EURO2024)決勝戦・スペイン代表対イングランド代表の試合が現地時間14日に行われた。1ヶ月にわたって行われたヨーロッパ最高峰の戦いは、スペイン代表の優勝で幕を閉じている。米メディア『EUROSPORT』は、試合後のイングランド代表ハリー・ケインのコメントについて報じていた。
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47分にニコ・ウィリアムズに先制点を許してしまったイングランド代表だったが、73分に交代でピッチに立ったコール・パルマーのゴールで試合を振り出しに戻すことに成功する。そのまま試合は延長に突入するかと思われたが、87分にマルク・ククレジャのクロスをミケル・オヤルサバルが押し込みスペイン代表が逆転。そのまま試合は終了し、スペイン代表が史上初となる4度目のユーロ制覇を達成した。
決勝までキャプテンとしてチームを引っ張ってきたケインは、「大会の決勝戦であり、足も疲れているし、精神的にも疲れている選手が多かった」と前置きした上で、「我々は苦戦し、その後明らかにボールを(DFラインの)背後に蹴られてしまった。大事な場面で勝負が決まる」と、試合が進むにつれてイングランド代表チームのパフォーマンスが落ちてしまった理由を明かしていた。
また、「厳しい大会だった。私個人としても、チーム全体としても、多くの粘り強さを見せなければならなかった」と大会全体についても振り返っており、「困難な道のりだったが、ここまでたどり着くのは非常にうまくいった」と決勝までの道のりについては評価に値すると強調した上で、次のようなコメントを残している。
「最終的に我々はこの試合で評価されることになる。我々は自分たちのためにも、そしてファンやずっと信じてくれたすべての人々のためにも、この試合に勝利したかった。今はただ大きな失望を感じている」
失望のコメントを残したケインにとっては、ユーロ2020でイタリアにPK戦で敗れて以来、主要大会における決勝戦での2度目の敗北となってしまった。同選手は、「決勝戦で負けるのはもっともつらいことだ」と言葉を続け、「1-1に持ち込むことができたのは本当に良かった。勢いをうまく利用して前進したり、ボールをキープしたりすることができず、試合終盤にそのせいで罰せられてしまった」と、同点に追いついたタイミングで勢いをチームに呼び寄せることができなかったことを悔いていた。
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