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「遠藤航にも限界がある。その弱点を…」リバプールがファビーニョ以来最高の守備的MF獲得か?「中盤を完成させる補強に…」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールの遠藤航
【写真:Getty Images】



ファビーニョ以来最高の守備的MFとは?

 サッカー日本代表遠藤航が所属するリバプールは、今夏にアンカーのポジションの補強が常に取り沙汰されている。英メディア『FOOTBALLFANCAST』は現地時間14日に、クラブがセリエA・アタランタに所属するMFエデルソン獲得に動く可能性があると報じていた。



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 23-24シーズンは遠藤がアンカーのポジションでプレーしていたものの、守備的MFを本職とする選手は現状日本代表主将の1人のみという状況だ。クラブとしてもプレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)などが控える過密日程を考慮すると、同ポジションには控えを含めて複数の選手が必要なのは間違いない。

 記事でも、「アルネ・スロット新監督は、あらゆるポジションでハイレベルな選手を揃えた素晴らしいチームを引き継いだ。しかし、強化すべき部分もある。守備的MFのスペシャリストの獲得はチームにとってもっとも差し迫った課題の一つであるに違いない」と、守備的MFのポジションについては補強しなければならないことを強調していた。

 また遠藤については、「31歳の日本代表は好調だが、機動力と高い技術的洞察力に欠けている」と問題点を指摘した上で、「リバプールは積極的に中盤の強化を図っており、昨季のEL優勝に貢献したアタランタのMFエデルソンの獲得に動く可能性がある」と報じている。

 エデルソンは昨季リーグ戦36試合に出場。データサイト『FBREF』によると、昨季のセリエAの選手の中で、ゴール数で上位17%、プログレッシブパスの数で上位6%、タックルとインターセプト数で上位12%、90分あたりのブロック数で上位13%と傑出した数字を残しており、いずれも遠藤の成績を上回っていた。

 同メディアは、「経験豊富な選手と賢明な契約を結んだことは疑いようがない。しかし遠藤にも限界があり、エデルソンはその欠点を補い、積極性では彼をかなり上回るだろう」と前置きした上で、「中盤を完成させる補強となる可能性がある。スロットはリバプールの前任者よりもボールを保持することを念頭に置いたスタイルを実践するだろう。(エデルソンを獲得した場合)ファビーニョの全盛期を彷彿とさせる役割を果たすかもしれない」と、エデルソンがクラブでもレジェンドとなっているファビーニョ以来最高の守備的MFになる可能性があることを指摘していた。

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【了】

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