チェルシー、ジエゴ・コスタもノーゴール【写真:Getty Images】
イングランド、プレミアリーグの第13節が現地時間29日に行われ、首位チェルシーはアウェイでサンダーランドと対戦。0-0で引き分けに終わった。
3試合連続で同じスターティングイレブンで試合に臨んだチェルシー。試合開始直後から敵陣内の深い位置でパスを回すチェルシー。9人が引いて守るサンダーランドを押しこむ形でゲームが展開する。
17分、ゴール正面やや左からのウィリアンのミドルがポストを叩くなど序盤はまさに防戦一方。
31分、オーバーラップしたブラニスラフ・イバノビッチがGKと1対1のチャンスを迎える。しかし、このシーンではサンダーランドGKコステル・パンティリモンが素晴らしいセーブでチームを救った。
33分、サンダーランドも反撃。リー・カッターモールのクロスからサンティアゴ・ベルヒニのシュートがクロスバーをかすめたあたりから、少しずつだがコナー・ウィッカム、アダム・ジョンソンらを中心に攻撃の形を作り出していった。
前半12本のシュート放ったチェルシー。守備を固めたサンダーランドを前に無得点で折り返し。
すると後半、試合展開は一転する。
62分にサンダーランドがジョルディ・ゴメス、ジョジー・アルティドールの2選手を投入すると、これをきっかけにサンダーランドがペースを掴む。
チェルシーのGKティボー・クルトワを中心とした守備陣に阻まれたものの、カウンターアタックから幾度と無くチャンスを作り出す。
75分、チェルシーはロイク・レミーとディディエ・ドログバ、85分にもアンドレ・シュールレを投入するが流れは変わらず。
ポゼッションはチェルシーが66%、シュート24本を放つも、結局試合はスコアレスドローでタイムアップ。チェルシーはチャンピオンズリーグから中3日の過密日程が影響したのか無敗をキープしたとはいえ、これまでの試合に比べるとやや精彩を欠いたゲームに。
チェルシーは次節トッテナム、サンダーランドはマンチェスター・シティと対戦する。
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