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元リバプール監督のクロップ氏がアメリカ代表監督のオファーを拒否…。英メディアはドイツ代表監督就任要請の噂を報じる

text by 編集部 photo by Getty Images

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ユルゲン・クロップ
【写真:Getty Images】



クロップ氏は母国の代表監督になる?

 アメリカ合衆国サッカー連盟(USSF)は、リバプールの元監督で現在はフリーのユルゲン・クロップ氏招へいに動いたものの失敗に終わったようだ。米スポーツ専門メディア『The Athletic』が現地時間12日に、クロップ氏がオファーを拒否したと報じている。



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 報道では、「グレッグ・バーホルターアメリカ代表監督の解任を受けて、代表チームの監督に就任してほしいというオファーをクロップ氏は拒否した」と伝えられていた。オファーを断った理由については、「同監督はサッカーから少し休みたいと繰り返したようだ」と報じられている。

 昨季限りでリバプールの監督を退いたクロップ氏は、「エネルギーがなくなってきた。今は問題ないが、ずっとは続かない」と一時的に監督業から離れたいことを、主な退任の理由としてあげていた。しかしアメリカサッカー連盟は諦めていないようであり、「57歳の同監督を次期監督にすることに関心を持ち続けている」と、クロップ氏招へいに向けて継続的なアプローチをしていく可能性があることも記事では言及されている。

 もっともリバプール専門メディア『ANFIELD INDEX』は現地時間10日に、「クロップ監督は夢の仕事のオファーを受けて復帰を検討している」と題して、「休職期間は短縮される可能性があるようだ。最近の報道によると、彼はドイツ代表監督の有力候補だという。多くの人が理想的と考えるこの役割は、クロップの指導哲学と個人的な願望によく合致している」と、クロップ氏のドイツ代表監督就任の可能性について触れていた。

 そして英メディア『TEAM TALK』も、「クロップ監督は戦術的知性とカリスマ的なリーダーシップを兼ね備えており、代表チームの監督に求められる高い期待に応える理想的な候補者である。26年のワールドカップで彼がドイツを率いる姿を見る可能性は、ファンにとっても選手にとっても魅力的な展望だろう」と報じており、アメリカ代表監督の就任オファーを断ったのはかねてから夢だと語っていた母国の代表監督に就任の噂が持ち上がっていることも影響している可能性がある。

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【了】

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