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天皇杯3回戦、柏レイソル対筑波大学の試合が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、延長戦の細谷真大のゴールが決勝点となり2−1で柏が勝利した。様々な意見が飛び交った2回戦のFC町田ゼルビア戦を経て、チームはこの試合で何を見せたのか。小井土正亮監督と選手の言葉から、その顛末を明かす。(取材・文・藤江直人)
「この2年間でどれだけ成長できたのか」
歴史は繰り返される。プロとアマチュアが真剣勝負で火花を散らす、日本国内で唯一の公式戦となる天皇杯。2年前の第102回大会でも、J1の柏レイソルと茨城県代表の筑波大学は顔を合わせていた。
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場所はともに柏のホーム、三協フロンテア柏スタジアム。結果はいずれも柏が1点差で勝利している。異なっていたのは前回が2回戦で対峙したのに対して、2024年7月10日は柏が1度、筑波大が2度の勝利を収めた先の3回戦が舞台だった点。そして、延長戦にもつれ込む白熱の攻防の末に柏が2−1で逃げ切った点だ。
2年前も先発し、最上級生になった今大会では「10番」を拝命。右サイドハーフで100分までプレーした角昂志郎(4年生、FC東京U-18出身)は「すべてを出し切ったので、後悔はまったくありません」とこう続けた。
「この2年間で自分がどれだけ成長できたのか、とも思いながら臨んだんですけど、やはりまだまだですね。筑波で残された時間は半年くらいしかないけど、もっともっと成長してプロの世界に臨みたい」
FC東京に2種登録された2019シーズンに、FC東京U-23が所属していたJ3リーグで7試合に出場。来春のジュビロ磐田加入が内定している、身長164cm体重62kgのアタッカーはさらにこう振り返った。