岡崎慎司に次ぐ記録を達成したFW久保裕也【写真:Getty Images】
ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第5節が現地時間27日に行われ、FW久保裕也の所属するヤング・ボーイズはアウェイでスロバンと対戦して3-1で勝利している。
久保はトップ下で先発しフル出場。EL初ゴールを含む2得点を記録。同大会で1試合2得点は、日本代表のFW岡崎慎司がシュトゥットガルト在籍時にアウェイのステアウア・ブカレスト戦で達成して以来、日本人で2人目の記録となる。
試合について久保は、「グラウンドがかなり悪かったから、いつもの人工芝で試合するよりボールを回すのが難しかった」と、慣れないピッチに苦しんだようだ。キャプテンのDFスティーブ・フォン・ベルゲンも「内容は良くなかった。うまくパスを繋げなかった」と、難しかったことを認めている。
先制しながらも追いつかれたもの、久保の2得点で勝利。自身の1点目について、久保は「折り返しが来ると思っていて動いていた。うまくいいところにきたので良かった」と、狙い通りだったことを明かした。
また、フォン・ベルゲンも「3点目は素晴らしい。ユウヤはいい仕事をした」と、絶賛する自身の2点目は、「アシストしてくれた人のゴールだと思ってる」と、対照的に謙遜している。
この勝利で最終節にホームでスパルタ・プラハに勝てば、自力での決勝トーナメント進出が決まる。久保は「大事な試合。かなり」と、試合の重要性を話したが、「その前にリーグ戦がある。まずはそこ向けてしっかり準備する」と、まずは目の前の1試合1試合に集中していくつもりだ。
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