期待の若手MFルーカス・ショル(左)とジャンルカ・ガウディーノ(右)【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンは、元ドイツ代表の息子である2選手の将来に期待を寄せている。ドイツ紙『ビルド+』が、27日付で伝えている。
MFジャンルカ・ガウディーノとルーカス・ショルの2人は、ワールドクラスの選手が名を連ねるバイエルンの中で、ブンデスリーガ開幕戦のメンバー入りを果たしている。
父親は、元ドイツ代表のマウリツィオ・ガウディーノ氏とメメト・ショル氏。息子2人は、しっかりとその才能を受け継いでいるようだ。
ジャンルカ・ガウディーノは、開幕戦先発フル出場を果たし、その後も何度かベンチ入り。誰もがその才能に期待を寄せていた。
最近になり、怪我人やW杯後にコンディション不良だった選手が続々と復帰。ベンチ入りもままならなくなった。ガウディーノの方は、25日に行われたマンチェスター・シティ戦でベンチ入りを果たすも出番はなく、ショルに至っては一度もプレー時間を与えられていない。
しかし、同紙によると、この状況は決して悪いものではないという。
シーズン当初は、構想にも入っていなかった2選手。ジョゼップ・グアルディオラ監督は才能ある2人をトップチームに帯同させ、練習や試合を経験させることで、ゆっくり成長させるつもりのようだ。
もちろん、開幕戦で90分プレーさせていることから、戦力としても計算している。しかし、18歳と若い二人なだけに、起用には慎重な様子。クラブ側も徐々にステップアップさせる方針のようだ。
まずは、バイエルンとプロ契約を結び、ゆっくりとクラブの中心選手として成長していくことを関係者は期待している。
【了】
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