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プレミアが唯一の現実的な移籍先? トッテナムも21歳のスペイン代表ウィンガー獲得に興味?「熱心に観察している」

シリーズ:コラム text by ショーン・キャロル photo by Getty Images

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ニコ・ウィリアムズ
【写真:Getty Images】


トッテナム・ホットスパーがニコ・ウィリアムズに興味!

 トッテナム・ホットスパーが、アスレティック・ビルバオでプレーするスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得に興味を示していることがわかった。イギリスメディア『Football Insider』が、現地時間3日に報じている。ニコ・ウィリアムズは、クラブとの契約を2027年6月30日まで残しているが移籍の噂が後を絶たない。


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 21歳のウィンガーは、ドイツで開催しているUEFAユーロ2024(EURO2024)に参戦中。ラウンド8まで勝ち進んでいる同代表チームでは印象的な活躍を残し、自身の評価を高めている。また、クラブでは23/24シーズンのコパ・デル・レイのタイトル獲得にも大いに貢献しており、これまでにバルセロナやプレミアリーグの複数のクラブからの関心が報じられている。

 同メディアは、「トッテナムは、ニコ・ウィリアムズの獲得に向けて熱心に観察している」と報じた。さらに、「同選手には、4900万ポンド(約93億円)の契約解除金が必要なうえに、ウィリアムズが要求する年俸が大きく、興味を持っていたヨーロッパの他のクラブを遠ざけてしまった」と伝えた。ウィリアムズが要求している報酬が大きいことから、プレミア勢が唯一の現実的な移籍先であるという。また、報道によれば、アストン・ビラもこの快速ウィンガーを高く評価しているため、獲得競争に遅れをとらないようにトッテナムは、獲得成立を急いでいるという。
 
 トッテナムは、23/24シーズンのプレミアリーグでは5位に終わり、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の出場権を逃してしまったため、24/25シーズンに向けて大型補強を目論んでいる。今夏の移籍市場ではすでに、ドイツ代表経験もあるFWティモ・ベルナー(ライプツィヒ)と、昨季イングランド2部で最優秀若手選手賞を受賞したMFアーチー・グレイ(リーズ)と契約を交わしている。果たして、トッテナムは人気銘柄を獲得できるのだろうか。今後の動向に注目だ。

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【了】

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