レアル・ソシエダのデイビッド・モイーズ監督が、22日に敵地で行われたデポルティボ・ラコルーニャ戦(0-0で引き分け)で、試合中に選手の名前を間違えて呼んでいたことが明らかとなった。スペインのカナルプルスのサッカー番組『エル・ディア・デスプエス』が24日に特集で報じた。
10日からソシエダに就任したばかりのモイーズ監督は、第12節のラコルーニャ戦が初陣となったが、同試合で指揮官はチームに存在しない「ステファノ」という名前を連呼。直後に「グラネロ」と呼んだことから、ステファノの正体はスペイン人MFエステバン・グラネロだったことが判明した。
さらにモイーズ監督は相手コーチ陣がベンチ際で熱くなり、主審から注意を受けた際に「落ち着いて」というジェスチャーで挑発。これに怒った相手のアシスタントコーチがモイーズ監督に近づいて退席処分に科されると、同監督はベンチ際で味方にウィンクをしてみせた。
就任11日でデビューしたモイーズ監督は、守備的戦術でチームに7ヶ月ぶりの無失点をもたらし、チームも16位に浮上して降格圏を脱出した。
なお、モイーズ監督は28日の次節、現在19位のエルチェ戦でホーム初采配をふるう。
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