ヴァンフォーレ甲府は25日、3年間チームを率いた城福浩監督の退任を発表【写真:工藤明日香 / フットボールチャンネル】
ヴァンフォーレ甲府は25日、3年間チームを率いた城福浩監督の退任を発表した。
2012年、当時J2だったチームを任され1年で昇格。その後2シーズンに渡って甲府をJ1残留に導いていた。
クラブからも少ない資金でJ1を戦えるチームを作り上げた手腕は評価されており、海野一幸社長も「かねてより城福監督には残留の有無にかかわらず続投を切望してきました。
様々な記録を作り、2試合を残して3季連続J1という甲府にとっての歴史を作ることができたのも城福監督の情熱や戦術、選手、スタッフ、フロントそれにサポーターとの信頼関係があってこそであり、まさにたぐい稀な才能を持った監督であることが証明されました」と続投要請をしていたとコメントしている。
さらにクラブの続投要請に対して城福監督は「(J1に)残っても残らなくても今季で退任したい。プロヴィンチアとしてのチャレンジは充実し、成し遂げた。今後は別のステップで指導者人生に挑戦したい」と返答したとのこと。
この決断に対して甲府としては「城福監督の夢にエールをもって送り出す」と、喧嘩別れではないことを、海野社長は強調した。
甲府の監督を退いたことで国内の様々なクラブからオファーを受けるであろう城福監督。来季どのクラブを率いているのか、多くのJリーグファンが楽しみにしているはずだ。
【了】
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