先制点を決めたミランのFWジェレミー・メネズ(左)とインテルのDF長友佑都(右)【写真:Getty Images】
インテルとミランが対戦するミラノダービーが現地時間23日に行なわれ、インテルのDF長友佑都はフル出場を果たした。同点ゴールの起点となったクロスを送るなど攻守に貢献した同選手だが、試合後の伊紙の評価は低かった。
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のオンラインTV『ガッサ・オフサイド』では、インテルファンが同紙の採点に抗議。長友の評価点5.5は低すぎるとして、理由の説明を求めた。
採点を担当したセバスティアーノ・ヴェルナッザは失点の原因となってしまったことが評価点を下げた要因であることを明かした。同氏は長友のパフォーマンスは悪くなかったとしながらも、「ジェレミー・メネズによるミランの先制シーンでは、他のインテルのDFと同じくボールウォッチャーになってしまいましたね」と語っている。
「ミランのFWステファン・エル・シャーラウィのマークを外し、守備陣に穴を開けてしまいました。同じ理由でアンドレア・ラノッキアにも5.5をつけています」
長友の採点については、イタリア国内でも評価が別れており話題を読んでいた。『コリエレ・デッロ・スポルト』は6.5と高評価を下し、『トゥット・スポルト』では6と及第点とみなしている。
全体のパフォーマンスは悪くなかった長友だが、失点シーンの対応で評価が分かれてしまった形だ。
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