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ハルのブルース監督、退場誘うヴェルトンゲンの行動に苦言「斧で斬られたかのように…」

text by 編集部 photo by Getty Images

ハルのブルース監督、退場誘うヴェルトンゲンの行動に苦言「斧で斬られたかのように…」
やり合うヴェルトンゲン(右)とラミレス(左)【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ、ハルの指揮官スティーブ・ブルースがトッテナムのベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲンのプレーに怒りを露わにしている。現地時間24日、英紙『デイリースター』が報じている。

 ブルース監督が言及したのは、23日に行われたハル対トッテナムの一戦でハルのMFガストン・ラミレスがレッドカードを受けたシーン。

 後半開始早々の49分、スローインを受けたラミレスはトッテナム陣内でドリブルを開始するも、すぐさまDF2人に囲まれ転倒。このボールをヴェルトンゲンがカットし、トッテナムの攻撃へと切り替わった。

 しかし、そのまま倒されたラミレスがヴェルトンゲンに接触。カッとなったラミレスは右足を蹴り上げると、もつれ合って倒れたヴェルトンゲンと一触即発の状態に。このプレーでラミレスは一発退場処分となった。

 ブルースはこのシーンで、たしかに蹴られているとはいえオーバーリアクション気味に痛がるヴェルトンゲンについて、「彼は大柄で頑丈な選手。それなのにまるで斧で来られたかのように転げ回っていた」と、レッドカードを誘発するようなプレーに苦言を呈している。

「私がプレミアリーグを愛している理由は、その正直さ、誠実さ、そして獰猛さがあるからだ」と話すブルース。ヴェルトンゲンの行動は、彼の美学に反していたということだろう。

 さらにブルースは、「ラミレスは彼に少し触れただけ。あれはイエローカードだろう」と、自身の見解を語っている。

【了】

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