UEFAユーロ2024（EURO2024）最新ニュース

イタリア代表、土壇場の同点ゴールで2位通過

　UEFAユーロ2024（EURO2024）・グループリーグB組第3節、クロアチア代表対イタリア代表の試合が現地時間24日に行われ、試合は1-1の引き分けに終わった。イタリア代表が奇跡の同点ゴールを決めた瞬間、サッカー解説者のファビオ・カレッサ氏が声を詰まらせたと、イタリアメディア『カルチョナポリ24』が報じている。

　イタリア代表を率いるルチアーノ・スパレッティ監督は、マテオ・レテギやジャコモ・ラスパドーリ、フェデリコ・ディマルコなどを先発起用。54分にはクロアチア代表にPKを献上しピンチを迎えるが、ルカ・モドリッチが外したことで失点を免れる。しかし、直後の55分にGKジャンルイジ・ドンナルンマが弾いたボールをモドリッチに決められ、クロアチア代表の先制を許してしまう。それでも後半アディショナルタイム、イタリア代表はマッティア・ザッカーニのゴールで土壇場で追いつき、試合は1-1の引き分けに終わった。

　あまりにも衝撃的な同点弾が決まった直後、『スカイスポーツ』で解説者を務めていたイタリア人のカレッサ氏は「ザッカーニの奇跡…」と発言した後に数秒間沈黙。そして、最後に咳き込んでいた。同メディアは「ザッカーニのゴールを見て、カレッサはザッカーニの奇跡と叫び声をあげたが、溺れそうになって突然声を失った」と報じている。