監督初ダービーを引き分けに終えたミランのフィリッポ・インザーギ監督【写真:Getty Images】
セリエA第12節ミラン対インテルのミラノダービーが現地時間23日に行なわれ、ミランはホームで1-1と引き分けに終わった。
ミランのフィリッポ・インザーギ監督は試合後のインタビューで、全力を尽くした選手たちを讃えている。イタリアTV局『スカイ・スポーツ』がコメントを伝えた。
インザーギは試合後のインタビューで、「私のチームは全力を尽くしてくれた。批判は出来ないよ」と語り、選手たちを讃えた。ミランは23分にジェレミー・メネズの得点で先制したものの、61分にジョエル・オビのゴールで同点に持ち込まれている。
同指揮官は、試合内容には満足を示したものの、ステファン・エル・シャーラウィがチャンスを決めきれなかったことを残念がった。
「エル・シャーラウィがチャンスを決めれなかったことは残念だったね。我々は試合を決めることが出来た。しかし、もう起こってしまったことだ。私だってゴールできなかったことはある」
この試合でミランは負傷者の影響で、スタメンを大きく入れ替えた。しかしながら、同監督はチームの層の厚さに自信を持っているようだ。インザーギは「我々は早く回復しなければいけないね」としながらも、「チームはとても競争力のある構成になっている」と、胸を張った。
また、今後については、「我々は順位表を見てはいけない」と語り、次の試合で勝点3を目指すことこそが重要であると強調した。
この引き分けで、ミランは暫定7位を維持している。次節はホームで好調ウディネーゼと対戦する。
【了】